別離
2019年07月12日
根気のない私が数少ない自慢できること
それは「物持ちの良さ」
であると思っている
例えればきりがないけど
小林秀雄の名エッセイ【考えるヒント】は中2で親に買ってもらったものを未だに引っ張り出して慢読している
28歳の頃からshima&shikou DUOを皮切りにツアーの本数が増えたので
スポーツタイプのキャリーバッグを買ったのだがこの14年間の酷使のせいで
ついに車輪が摩耗で壊れ
底が破れてしまった
思えばこのバッグに自分のアルバムを詰め込んでどれだけの街を廻り演奏をして色んな方にCDを買って頂いただろう
ひょっとしたら1000枚は言っているのではないかな
3celloの時は自分以外はチェロ担いでキャリーバッグを引っ張っての移動をする為
あまり負担をメンバーにかけられないので
タペストリアを100枚近く無理矢理入れて着替えと衣装とパソコンとを詰め込み
と
とにかく酷使し倒した
もうこれ以上はお世話になるのは可哀想と思いこの北海道ツアーを最後に
第一線を引いていただくことにした
誰よりも一緒に歩いた仲なので大層名残惜しく北の大地に置いていくのも憚れるのだが
心から感謝をしている相棒です
ありがとう〜〜
コメント
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ようよう使わはりましたね。
しこーさんの人生の一部ですね。
私も出先で靴や鞄が壊れることがあり、代わりを購入したお店でお別れすることがしばしばあります
(昨秋の京都3celloの道中レインブーツが壊れて3軒手前の靴屋さんに飛び込んだことはいい思い出)。
寿命の瞬間までいっしょにお出掛け出来たことに、ありがとうですね。
今日 断捨離しますが、高校の頃 親戚の結婚式に参加するので買うたネクタイを売却します。
まぁ…ずっと使ってた訳じゃないけどね
38年かなぁ❓
使い続けてたのは…凄いですね。